夜の蕁麻疹

日々の想い、映画や本の感想

映画

些事と芸術

「BLUE VALENTINE」を観た。画面に大映しになる主人公たちの表情は一様に重苦しく、倦怠が漂っている。それは日常の様子であり、目新しいものではない。映画という枠に切り取られたときにドラマとなって普遍性をもち、だれもが感じる倦怠が一つの真実のよう…